うさぎは、犬・猫に次いで人気のあるペットです。
そのかわいさと、鳴き声がせずお散歩も必要ないことから、他の動物よりも飼いやすいと、近年人気になりつつあります。
この記事では、うさぎの初めて飼う方向けに、うさぎをお迎えする時に準備しておくものなどを紹介しています。よかったら参考にしてみてください。
うさぎをお迎えする時に絶対に準備するもの
うさぎを飼うと決めたら、まずは、飼育用品を整えてお迎えしましょう。
飼う1週間前から準備しておくのがおすすめです。
ケージ
うさぎは、1日のほとんどをケージの中で過ごします。
自然界でも、食事以外はあまり動かない動物で、安全な場所に穴を掘って生活し、外に出る時はいつも警戒しています。
なので、ケージはうさぎにとって安心できる場所にしてあげることが最も大切です。
オススメのケージは、他の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
エサ箱
うさぎの顎の力は意外と強力で、プラスチック製などの軽い容器だと、振り回してしまうことも。
そのため、ケージに固定できるエサ箱がおすすめです。
おとなしい子であれば、陶器製のお皿を選んでも良いでしょう。
※陶器製でもひっくり返すことはよくあります。
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固定できるフード入れは、ひっくり返されることもなく安心です。
ケージに取り付けられるかは、ケージの隙間のサイズと固定できるフード入れのサイズによって合う合わないがありますので、よく確認してから買うようにしてくださいね。
水入れ
うさぎには水がいらない、という話を聞いたことがある人もいるかもしれませんが、それはまったくの間違いです。
うさぎにもお水が必要で、個体にもよりますが、一日に200ml〜300ml程度は水分補給をしています。
新鮮なお水を毎日飲めるように水入れを用意してください。
下記の記事では、どんなお水を与えたら良いか、おすすめの給水器を挙げていますので、よかったら参考にしてください。
チモシー入れ
チモシーは、うさぎの主食です。
チモシーは食物繊維が豊富で、うさぎに必要な栄養素がたくさん含まれています。
また、チモシーを食べることによって、歯の健康を守ることもできます。
一日中食べ放題にするためにも、大きめサイズを選ぶと良いでしょう。
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かじり木にもなる木箱です。
うさぎにもよりますが、平たく地面に近い方が、うさぎが食べる時にチモシーを選びやすく食べやすいという性質があるようです。
トイレ
うさぎのトイレは、三角や四角のものが売られています。
将来の大きさにあわせて、トイレを選んでおきましょう。
トイレは一度覚えれば、毎日決まった場所でしてくれますが、頻繁に容器を変えると、うまく適用できずに失敗してしまうことがあります。
中にはトイレをひっくり返して遊ぶ子もいるので、きちんとケージに取り付けること、もしくは重い陶器製でひっくり返せないようにしましょう。
部屋の床材(ふかふかのもの)
うさぎの骨は大変もろく、足には犬や猫にあるような肉球がありません。
毛で覆われているため滑りやすくなっており、硬い床だと滑って上手く歩けず、様々な足の病気にかかることがあります。
そのため、マットを敷くなどの工夫をして、できるだけ足に負担がかからないようにしましょう。
おすすめのマット
ジョイント式のコルクマットのいいところは、3つあります。
- 汚れても交換しやすい
- コルクなので、かじられても、ある程度は安心
- うさぎの足に優しい
コルクの元は樹皮なので、誤って食べてしまい、うさぎのお腹に入ってもある程度は問題ありません(かじり癖があって、たくさん食べてしまう場合を除く)
また、ふかふかのコルクマットは、足に優しく、長く部屋んぽする場合にも安心です。
マットの下の部分はPE樹脂なので、かじられないように注意してくださいね。
キャリーケース
キャリーケースは、お迎えするときにも必要です。
また、病院に行ったり移動する際に必ず必要になってくるものなので、1つ丈夫なものを買っておくと長く使えていいでしょう。
おすすめのキャリーケースは、他の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ペレット
うさぎを飼う前にはペレットを用意しましょう。
様々な商品が売られていますが、うさぎは保守的な動物で、初めての食べ物には警戒して食べないことがあります。
そのため、飼う前にペットショップやブリーダーさんから今食べているペレットを聞いて、それと同じものを用意するのが良いでしょう。
どうしても別のペレットに変えたい場合は、一度に変えるのではなく、徐々に今あげているものに混ぜていき、少しずつ量を調整していきましょう。
チモシー
若いうさぎには、一番刈りチモシーを食べ放題にして与えましょう。
チモシーは、大容量で買っておいて損はありません。
こちらも、ペットショップやブリーダーさんから今食べているチモシーを聞いて、それと同じものを用意しましょう。
子うさぎのうちから2番刈りチモシーや3番刈りチモシーを与える必要はありません。
うさぎを飼う時の初期費用と、毎月の飼育費用は、別の記事で紹介しています。
合わせて参考にしてください。
必要があれば準備したいもの
かじり木などのおもちゃ
うさぎは、ものをかじってストレス発散をすることもあります。
かじり木やチモシーで出来たおもちゃを与えておくと、ストレス発散になるのと同時に、歯の健康も保つことができます。
サークル
うさぎの行動範囲を決めたいときには、サークルがおすすめです。
サークルで囲っているところまでがうさぎのテリトリーだと分かれば、安心して遊んでくれます。
ハーネス
移動する際に必要になるハーネスは、大人になってから用意するのがおすすめです。
身体にしっかりとフィットするものを用意して、移動する際には、ハーネスとリードをつけてキャリーケースに入れることで、突然の脱走を防ぐことができます。
おやつ・サプリメント
おやつやサプリメントは副食として、必要であればあげましょう。
特に、飼い主とのコミュニケーションで、おやつは重要な役割を果たします。
毎日同じ時間におやつを与えることで、少しずつコミュニケーションが生まれて、うさぎがなついてくれるようになります。
グルーミング用品
うさぎは清潔な動物で、自ら体中を舐めてキレイにします。
しかし、うさぎが自らの力だけでグルーミングをすると、大量の毛を飲み込んでしまう恐れがあります。
ぜひ飼い主も週に1回程度はグルーミングに参加して、不必要な毛を取る手助けをすると良いでしょう。
グルーミングは、うさぎとのコミュニケーションにも一役買います。
うさぎの居場所を決める時のポイント
うさぎは、畳一枚分ほどスペースがあれば飼える動物ですが、うさぎがいる環境は、以下のことを考えてケージの場所を決めましょう。
- うるさくないか(テレビの横などはNG)
- 直射日光が当たらない場所か
- 風通しの良い場所か
- エアコンがある部屋か
- まわりに感電しそうなものは置いていないか
また、頻繁にうさぎの居場所を変更してしまうと、うさぎにストレスがかかって、いつまで経っても慣れません。
なので、一度この場所と決めたら、あまり居場所を動かさないようにしてあげましょう。
大きな物音がする物の隣はやめておこう
うさぎは、物音に敏感な動物で、大きな音がすると、それだけで警戒してしまいます。
そのため、大きな物音がするテレビの横やスピーカーの横はやめておきましょう。
直射日光が当たる場所は逃げ場がないのでやめておこう
うさぎは、暑さに弱い動物です。
また、野生のうさぎは、土に穴を掘って生活しています。
特に、日中飼い主が家にいない場合、直射日光に当たる場所にケージを置いてしまうと、うさぎが涼めるような逃げ場がなく、熱中症などの危険性が高まります。
できるだけ日陰で過ごせる場所を選びましょう。
風通しが悪いと湿気がこもって不清潔に…
風通しが悪い場所にうさぎのケージを置いてしまうと、糞尿などの臭いが籠もったり、カビなどの温床になります。
できるだけ風通しの良い場所にケージを置いて、過ごしやすい環境を整えましょう。
エアコンがある部屋をうさぎの居場所にしよう
うさぎは、暑さにも寒さにも弱い動物です。
夏も冬も、気温は18度〜25度、湿度は40%〜60%が最適だと言われています。
日本は、湿気も多く、夏は暑く、冬は寒い気候なので、エアコンで一定温度に部屋を保つことが大切です。
とはいえ、エアコンの風が直撃するような場所にケージを置いてしまうと、うさぎが体調を崩してしまうこともあります。
エアコンの直下などは避けて置くことが重要です。
電気コードはしっかり対策を!
うさぎは何でもかじってしまう動物です。
とくに細いケーブルはうさぎのかっこうの餌食で、コードを噛んで感電してしまう、なんてことも。
そのため、うさぎのいる場所の近くには、電気コードは置かないのがおすすめです。
それが難しい場合は、ケーブルホルダーなどを利用して、配線を保護すると良いでしょう。
まとめ
うさぎを飼う前にしっかりと準備をして、うさぎに居心地のいい空間を用意しましょう。
そして、日々のコミュニケーションを通して、一日も早く慣れてくれるようにしていきましょう。
うさぎを飼って1週間の過ごし方については、下記記事で詳しく説明しています。ぜひ参考にしてみてください。
幸せなうさぎライフをお過ごしください。
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