うさぎの基本

人気No1!ネザーランドドワーフの特徴や性格、寿命や販売価格はどのくらい?

近年、ペットとして人気を集めているうさぎ。
うさぎの中でも、ネザーランドドワーフを飼いたい人も多いはず。

この記事では、ネザーランドドワーフの特徴や性格、販売価格や飼い方、寿命に至るまでを解説しています。よかったら参考にしてください。

ネザーランドドワーフの特徴

ネザーランドドワーフは、最小品種のうさぎです。
ペットとしても人気が高く、日本ではホーランドロップと人気を二分するうさぎとしても有名ですね。

歴史

ネザーランドドワーフは、オランダで20世紀初頭に生産されました。
それは、イギリス原産のポーリッシュという品種と、小型の野生のウサギを偶然交配したら生まれた、と言われています。
オランダで生まれたネザーランドドワーフは、イギリスに渡り、その後アメリカに渡って人気に火が付きました。
日本でも大人気の品種です。

大きさ

大きさは、900g〜1.6キロと言われています。
中には、骨太で1.6キロを超えをするネザーランドドワーフもいます。
体長は、25cm〜30cm程度です。

ショーの基準

ネザーランドドワーフがショーに出る基準としては、1.13kg未満とされています。
丸みの身体と丸い顔が特徴で、短い立ち耳も印象的です。

カラーバリエーション

すべてのうさぎのカラーは、ブラック(B)、ブルー(B_ dd)、チョコレート(bb)、ライラックベース(bb dd)のいずれかです。
ブルーはブラックの希釈形態であり、ライラックはチョコレートの希釈形態になります。
希釈されたブルーベース、ライラックベース、そしてチョコレートベースは、劣性遺伝子のため、ブラックベースよりも生まれにくくなっています。

ARBA(アメリカラビットブリーダーズ協会)では、色だけでも数十種類もあり、様々な見ためから、飼い主の好みを探すのも楽しみと言えるでしょう。

6種類のグループの説明とカラーバリエーション

グループ 説明 ブラック
ベース
ブルー
ベース
チョコレート
ベース
ライラック
ベース
セルフ 全体が同色。
ルビーアンドホワイトとブルーアンドホワイトもこのグループ。
ブラック ブルー チョコレート ライラック
シェイデッド 影があるという意味で基本色がグラデーションをしていくカラー。濃い色は背中、頭、耳、足、尾、首の周辺にある シャムセイブル、セイブルポイント、トータスシェル、シャムスモークパール ブルートータスシェル
アグーチ 毛の軸が3色以上に分かれている。毛に息を吹きかけるとリングに見える。
目、鼻、口、腹、耳の内側、尻尾の下に白色がある。
野生のうさぎに似ている色。
チェスナット、チンチラ、スティール(ゴールティップス) オパール、スクワレル (チョコレートアグーチ) リンクス
タンパターン 目の周り、鼻孔、耳の内側、耳の後ろ、顎の下、お腹から胸、尾の下が他の部分と対称色になっている ブラックオター、ブラックシルバーマーチン、タンズ・ブラック、セーブルマーチン、スモークパールマーチン ブルーオター、ブルーシルバーマーチン、タンズ・ブルー チョコレートオター、チョコレートシルバーマーチン、タンズ、チョコレート ライラックオター、ライラックシルバーマーチン、タンズ・ライラック
ブロークン ホワイトを基本色にARBA公認のカラーが耳、目の周り、鼻にある。
カラーの比率が10%以下は「チャーリー」と呼ばれ、70%以上は「booted」と呼ばれる
ブロークンブラックなどのブラックベースカラー ブロークンブルーなどのブルーベースのカラー ブロークンチョコレートなどのチョコレートベースのカラー ブロークンライラックなどのライラックベースのカラー
AOV(Any Other Variety) アグーチのマーキング(目/鼻/口/耳の内側/腹の周りが白)があるが、毛皮の先端に暗い模様がないのが特徴。 オレンジ、レッド、フロスティ、ヒマラヤン、フォーン クリーム

日本ではまだ珍しくお目にかかれないようなカラーもあります。
うさぎ専門店などで見つけた際には一見の価値があるはずです。

また、最近では以下の色がARBAで認可されています。

  • シャンパン:ボディカラーは青みがかった白、長い黒の毛が適度に均等に散らばっており、先端が銀色のような光沢を持つ。目はブラウン。
  • ベージュルティーノ:全体が濃厚で均一なクリーム色でライラック色の濃淡がある。お腹まわりも同じ色をしている。目はピンク。
  • シャドウルティーノ:明るいオレンジ色をしていて、毛先にはブルーの濃淡がある。目はピンク。
  • フォックス(4colors):ブラックとチョコレートは、錆びたオレンジ色。ブルーとライラックは、フォーン色。お尻部分に濃い色のシェーディングを持っている。

様々な色があるだけに、お気に入りの子を見つけるのは楽しくも大変そうです(笑)

性格

ネザーランドドワーフは、しばしば攻撃的な側面を見せます。
これは、野うさぎを交配したためとも言われています。
警戒心が強いがゆえに、慣れるのに時間がかかる一方、慣れてしまえば、甘えん坊になってくれることも。
活発なネザーランドドワーフは、部屋を駆け回り遊ぶのが大好きです。

一般的にオスはなつきやすいと言われており、縄張り行動も強いと言われています。
メスは、どちらかと言えば、気が強く、ホルモンの影響で気性が荒かったりツンデレだったり、攻撃的な側面を見せることがあります。

平均寿命

平均寿命は、7歳〜10歳程度と言われています。
しかしながら、昨今の飼育環境や医療の進歩により、10歳以上に長生きする子も少なくありません。
13歳や15歳など、とても長生きするネザーランドドワーフもたくさんいるので、介護まで考えて飼うようにしましょう。
野うさぎから飼いうさぎになったのち、18歳まで生きたうさぎもいます。

平均の販売価格

販売価格は、ブリーダーやうさぎ専門店、ペットショップで大きく異なります。
また、血統証の有無によっても、平均価格が大きく異なります。

ネザーランドドワーフの購入方法

ブリーダーやうさぎ専門店

ブリーダーやうさぎ専門店で、ネザーランドドワーフの購入を検討する場合、5万円〜11万円程度までの開きがあります。
平均すると、7万円〜8万円程度が多いようです。

ブリーダーやうさぎ専門店で購入する最大のメリットは、うさぎに詳しい店員さんから指導を受けて飼うことができる点です。
初めてうさぎを飼う方は、ブリーダーやうさぎ専門店から飼い方のレクチャーを受けてから飼うことをおすすめします。

その店舗出身のうさぎだと、ケアなどを積極的に行ってくれる専門店も多くあります。
血統証がついているかは、店舗に聞いてみてください。

ペットショップ

ペットショップで、ネザーランドドワーフの購入を検討する場合、2万円〜4万円程度が多いようです。
ネザーランドドワーフは、人気のあるうさぎなので、ペットショップでもよく見かけることがあるでしょう。
一般的には血統証がついていないことが多いです。

里親制度の利用

里親でネザーランドドワーフを飼うことを検討する場合は、保護団体などのホームページで確認してみましょう。
中には捨てられてしまい、里親を探しているということもあります。

うさぎを飼ったことがあり、飼い方を熟知している方が対象になると思います。
飼い主と幸せな生活をしてもらいたいものです。

ネザーランドドワーフのお迎えから飼い方のコツと注意点

うさぎを飼うならば、少しでも快適に、少しでも長く一緒に暮らしたいと考えると思います。
ぜひ、お迎えから飼育方法を身につけ、うさぎにとって過ごしやすい環境を整えていきましょう。

お迎え1週間前から準備

うさぎを飼うと決まったら、お迎えの1週間前から準備を始めていきましょう。
特にネザーランドドワーフだからといって、ほかのうさぎと変わるところはありません。
ケージの置き場所の確保や遊ぶスペース作りをして、お迎え準備を整えましょう。

お迎え準備は、下記記事で詳しく説明していますので、ぜひご確認ください。

お迎え後1週間はケージから出さずにゆっくりと過ごさせて

お迎えした後の最初の1週間は、可愛くてつい外に出してしまいたくなる気持ちもあるかもしれません。
しかし、うさぎは、警戒心の強い動物で、かつ、お迎えして1週間程度は家にはまだ慣れておらず、移動や慣れない環境で大きなストレスを抱えている状態です。
そのため、遊びたい気持ちをグッと堪えて、1週間程度は、ケージから出さずにゆっくりさせてあげる、うさぎにとっての居場所をしっかりと確立してあげることが大切です。

トイレトレーニングやしつけ

うさぎは、お迎えして1日目からトイレトレーニングが可能です。

トイレトレーニングについては、下記の記事で詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてください。

しつけについては、うさぎの習性として、物をかじる、マーキングでおしっこを飛ばすなどの行為が見られることがあります。
そういった行動をやめさせるのは難しいため、かじる習性が強い子には、噛り木などを与えましょう。
また、マーキングでおしっこを飛ばす子には、おしっこをする場所を念入りに掃除し消臭に努める、またはプラスチックの板などを使って掃除をしやすくするなどの工夫をしてください。
決してうさぎを怒らないように気をつけてくださいね。

食事の管理

ネザーランドドワーフのほとんどは短毛種なので、どんなペレットでも問題ありません。
生後半年までは、ペレットを食べ放題にして、半年以降は、決まった量を1日2回、朝と晩に分けて与えましょう。

また、牧草(チモシー)は、食べ放題にしてしっかり与えましょう。

おやつは、あげすぎは危険です。
美味しそうにたくさん食べるからと言ってあげすぎてしまうと、肥満の元になるだけでなく、他の病気にかかることもあります。
きちんと食事管理をすることによって、うさぎも健康的に過ごせるでしょう。

温度管理は徹底的に

うさぎは、外で飼われることもありますが、室内飼育が基本です。
うさぎの適温は、18度〜25度と言われており、それ以上の暑い空間にいると熱中症の危険性が高まります。
うさぎを飼い始めたら、温度管理を徹底するように心がけてください。

ネザーランドドワーフがかかりやすい病気と対策方法

うさぎは、体調不良を隠す動物です。
少しでも放っておくと命の危険もあるので、飼い主が少しの変化にも気づいてあげることが重要です。
もし、病気の疑いがある場合は、自己判断せずに動物病院で詳しく診てもらうことをおすすめします。

不正咬合

うさぎの歯は一生伸び続けるため、牧草(チモシー)を食べたりして歯を削りながら生活をしています。
しかしながら、牧草(チモシー)をあまり食べなかったり、何らかの問題で噛み合わせが悪くなると、不正咬合になります。
不正咬合になると、口の中を傷付けてしまい、食欲がなくなったり、たくさんのよだれを出していることがあります。
ネザーランドドワーフは、丸顔で顎を小さく品種改良されているため、不正咬合になりやすいと言えます。

鼻涙管閉塞

不正咬合が起きると、特になりやすくなるのが、鼻涙管閉塞です。
鼻涙管閉塞とは、目と鼻をつなぐ細い管詰まることです。
不正咬合が原因だけでなく、細菌の感染でなることもあったり、先天性の場合もあります。
丸顔で小さい顔をしているネザーランドドワーフは、鼻涙管が狭くなっていることから、特に注意が必要です。

鼻涙管閉塞になると、涙が出続けて、目の周りに炎症を起こします。
先天性でない限りは、不正咬合にならないように牧草(チモシー)をよく食べさせ、細菌の繁殖を防ぐためにも免疫をよく保つ必要があります。

うっ滞

うっ滞は多くのうさぎによく見られますが、ネザーランドドワーフは警戒心が強く神経質な性格の子が多いため、環境変化によるストレスなどで、食欲不振やうっ滞を繰り返すことがあります。
うっ滞は、痛みを伴うため、身体を丸めて小さくなっていることがあります。
そのような変化が出てきた場合には、早めに動物病院を受診し、胃腸の調子を診てもらうようにしましょう。

ネザーランドドワーフの特徴や性格まとめ

ネザーランドドワーフは

  • 警戒心が強く、慣れるまでに時間がかかる
  • 慣れると、活発な行動を見せてくれることがあって楽しい
  • 平均寿命は7〜10年。最近は、ご長寿うさぎも増えてきている
  • 平均価格は5万円程度
  • 小さく顔が丸いので、不正咬合や鼻涙管閉塞に注意

という特徴を持っています。

慣れるまでは警戒心が強く臆病ですが、慣れてしまえば活発な行動を見せてくれる可愛い品種です。

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うさぎMAGAZINE編集部
うさぎWEBMAGAZINE編集部です。 編集部は、愛玩動物飼養管理士2級を取得しています。 人と動物がずっと豊かに暮らすことをめざして活動しています。
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