うさぎを飼ったら、一緒に遊びたいと思う飼い主も多いのではないでしょうか。
この記事では、うさぎ用のおもちゃの選び方やおすすめのおもちゃ、遊び方などを解説しています。
うさぎにおもちゃは必要か
うさぎは、臆病で警戒心が強い動物。
その一方で、好奇心が強い動物としても知られています。
基本的に、一人遊びも上手なので、うさぎが家に慣れてきたら、好奇心を刺激するようなうさぎ用のおもちゃを用意してあげると良いでしょう。
うさぎのおもちゃは生後何ヶ月からあってもいい?
うさぎ用のおもちゃは、基本的に家に慣れてきてから与えると良いでしょう。
生後何ヶ月という決まりはないですが、子うさぎを飼う場合、生後2ヶ月程度になっていると思います。
うさぎは生後3ヶ月で、人間で言えば、7歳くらいになっているので、遊びたいざかりの子どもというイメージです。
うさぎはどのくらい遊ぶ?
うさぎは、少なくとも1日15分程度は部屋んぽの時間が必要です。
もちろん、うさぎによって、たくさん走り回る子もいれば、のんびり床に座っている子など、様々な子がいます。
また、部屋んぽ中は、危ないことをしないか、飼い主が観察している必要もあります。
毎日飼い主の負担にならない程度に、同じくらいの時間帯に同じくらいの長さで部屋んぽの時間を決めていきましょう。
どのくらいの広さが必要?
小型のうさぎの場合、遊ぶ場所は約1畳〜2畳程度あれば十分と言われています。
飼い主と遊ぶことを考えると、少し広めの2〜3畳あると追いかけっこしたりなどの遊びも楽しめると思います。
うさぎのおもちゃの選び方
かじっても安全な素材のものがおすすめ
まずは、かじっても安心なわらや木、布で作られているものを優先するといいでしょう。
表面は木で作られていても、つなぎ目に釘などを使っていると、かじりぐせのあるうさぎが怪我をする恐れがあります。
誤飲するほど小さなものは避ける
小さいボール上のものは、口に入れて噛み切れず飲み込んだりすると、喉をつまらせてしまうかもしれません。
うさぎは吐くことができない動物なので、小さなものや口に入ったら困るものは、遊び場に置かないようにしましょう。
高いところの遊びは避ける
うさぎの骨は、とてももろく、高いところから落ちてしまうと、骨折する恐れがあります。
床にはふかふかの絨毯やラグ、コルクマットなどを敷いたり、遊び場をアスレチックのようにして高さを出したとしても、30cm以下に留めるなどの工夫をして遊ぶようにしましょう。
爪を引っ掛けたりして怪我しやすいものは避ける
うさぎの爪は、案外簡単に取れてしまうものです。
そのため、隙間に爪を引っ掛けて無理やり引っ張ろうとして爪が取れてしまい、血が出てしまった、なんてことにならないように、布の繊維が荒く引っかかりやすいものであったり、おもちゃの隙間などには気をつけましょう。
うさぎとの遊び方やおすすめのおもちゃ
うさぎの遊びは、基本的に一人遊びなので、飼い主は見守っておきましょう。
うさぎから寄ってきたり、スリスリなどをされたりしている場合は、一緒に遊びたいサインかもしれません。
ここからは、タイプ別に、遊び方やおすすめのおもちゃを紹介しています。
かじるタイプのグッズ
うさぎのかじる行動は、習性です。
歯の伸び過ぎを防いだり、ストレス解消やなんらかの感情表現だったりします。
そのため、部屋の至るところを噛んでしまい、飼い主が困ってしまう行動の1つとも言えます。
しかし、かじることでストレス解消になっているので、特にかじりグセのあるうさぎを飼っている場合は、かじる用のおもちゃを用意してあげるといいでしょう。
おすすめのおもちゃ
かじるのが大好きなうさぎには、かじって遊べる木がおすすめです。
ただし、かじっているからといって、歯が伸びなくて安心というわけではありませんのでご注意を。
穴掘りタイプのグッズ
うさぎの穴掘りは、本能的な行動です。
私達が飼うほとんどのうさぎの祖先は、アナウサギです。
この本能的な行動を利用して、普段できない穴掘りができるようなストレス解消グッズがあります。
おすすめのおもちゃ
ケージの端に吊るしておくと、うさぎが布部分をホリホリして楽しめるというもの。
布も爪などが引っかかりにくいような素材を使用しているので安心して置いておけます。
お家に、ベッドに、かくれんぼに、穴掘りに、と様々な用途で使える別荘のようなハウス。
特にこの商品は天然草なので、かじっても安心です。
潜る・隠れるタイプのグッズ
穴掘り行為にも通じますが、うさぎは潜ったり隠れたりするのも本能的な行為です。
うさぎは捕食される側の動物のため、狭いところや手の届かない場所があると、落ち着いていられるようです。
部屋んぽの時も、いろんな場所にトンネルを作ってあげることで、隠れたりして楽しく遊ぶ姿が目撃できますよ。
おすすめのおもちゃ
遊び好きのうさぎは、狭いところに隠れたり、トンネルの中を駆け回ったりできるおもちゃがあると、より楽しめるかもしれません。
飼い始めた後に、検討してみてください。
走るタイプのグッズ
うさぎは、テンションが上っていると、走ったり飛んだり、ものすごいスピードで部屋を駆け回ったりします。
ちょっとしたアスレチックを置くことで、いろいろな遊びを楽しめます。
ただし、うさぎが飛び降りても安全な高さまでにしてくださいね。
おすすめのおもちゃ
キューブタイプのハウス
ちょっとしたアスレチックにおすすめなのが、キューブハウスを連結して作るトンネル。
いろいろな形のキューブハウスがあるので、うさぎが楽しく遊べる部屋を作っていきましょう!
うさぎ用のふかふかボール
特に男の子は発情期を迎えると、カクカクとお尻を振ることも増えていきます。
部屋の至るところでストレス発散をするよりは、ボールなどを与えてストレス発散をするほうがいいかもしれません。
ボールを与えておくと、カクカクするだけでなく、サッカーのようにボールを追いかけて楽しむ姿も見れます。
また、飼い主に対して発情行為を行う場合は、早めに止めさせて別のものなどで代用させるのが良いとされています。
あまりにも発情行為が強い場合は、去勢や避妊を考えてみてくださいね。
知育タイプのグッズ
木で作られたツリーにいくつかの引き出しがついていて、引っ張って開けて食べる、というもの。
うさぎも頭を働かせて餌をゲット出来るので、より楽しめるかもしれません!
飼い主と遊ぶタイプのグッズ(上級者向け)
ラビットホッピングと呼ばれる競技にもなっている、うさぎがジャンプが出来るポールです。
うさぎとしっかりコミュニケーションが取れ、且つ、訓練すれば、ラビットホッピングの競技にも出られるかも?!
飼い主の手作りおもちゃ
飼い主の手作りおもちゃも喜ばれます。
家にダンボールなどが余っている時には、ダンボールを使って隠れる場所を作ったり、ワニワニパニックのような遊びをしたり、タオルが好きなうさぎさんには、タオルを投げて遊んだりできます。
市販品でなくても、楽しい遊びはいくらでもありそうですね!
うさぎ用のおもちゃで毎日を楽しく過ごそう
うさぎ用のおもちゃはいろいろなものがあるので、迷うこともあるかもしれません。
我が子に良かれと思って買っても、まったく興味を示さないこともあります。
そんなときは、うさぎの習性に近いものや手作りのおもちゃで、何で遊ぶのが楽しいのか、少しずつ知っていくといいでしょう。
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