うさぎの呼吸器の病気

うさぎの肺炎とは?原因と予防法を解説

うさぎの肺炎は、どんな病気なのでしょうか。

この記事では、うさぎの肺炎の原因や症状、予防法などを解説しています。

うさぎの肺炎とは?

うさぎの肺炎は、細菌感染で起こります。
肺炎になると、酸素を取り込み二酸化炭素を吐き出す機能が低下するため、呼吸が困難になります。

基本的に、病原菌に感染しても、免疫力が高ければ肺炎まで至ることは稀です。
他の病気がある場合は注意しなければいけません。

また、子宮がんや乳腺がんが肺に転移し、肺炎を引き起こすこともあります。

肺炎の原因

うさぎの肺炎の原因は、細菌感染で、その主な菌がパスツレラ菌です。
他には、黄色ブドウ球菌やボルデテラ菌などが挙げられます。

肺炎の症状

肺炎になると、どのような症状が現れるのでしょうか。

無症状なことも多い

肺炎になっても、特に何も起こらないこともあります。
無症状のため、気づかない状態です。

呼吸が荒くなる

肺炎になると、呼吸が荒くなります。
特に重篤な状態になると、呼吸困難に陥ります。

元気がなくなる

肺炎になると、呼吸が苦しくなるため、あまり動かなくなります。

食欲不振になることも

肺炎になると、呼吸が苦しいため、食欲がなくなっていきます。
元気がなかったり、食欲がないなと感じたら、動物病院で検査をしてもらいましょう。

肺炎の予防方法

飼い主ができる肺炎の予防方法は大きく2つあります。

部屋を清潔に保とう

トイレは毎日お掃除を行い、清潔に保ちましょう。
床やカーペット、ラグなどが汚れたと感じたら、拭き掃除や洗濯などを行い、きれいに保ちましょう。

うさぎは、湿気でジメジメした環境を好みません。
風通しの良い清潔な環境を心がけましょう。
高温多湿は、菌の繁殖も増長させます。
湿度を40〜60%程度に保てるようにケージ近くの湿度調節も必要です。

温度の急激な変化を避ける

急激な温度の変化は、うさぎの体調を悪化させてしまいます。
また、風が直接当たらないような場所で飼育するのがおすすめです。

もし肺炎が疑われたら…

うさぎの肺炎は、飼育環境が大切です。
もしも、大切なうさぎが肺炎の疑いがあると思ったら、迷わず動物病院を受診して、適切な処置と治療を受けましょう。

ABOUT ME
うさぎMAGAZINE編集部
うさぎWEBMAGAZINE編集部です。 編集部は、愛玩動物飼養管理士2級を取得しています。 人と動物がずっと豊かに暮らすことをめざして活動しています。
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