うさぎの膀胱炎は、どんな病気なのでしょうか。
この記事では、うさぎの膀胱炎の原因や症状、予防法などを解説しています。
うさぎの膀胱炎とは?
うさぎの膀胱炎は、膀胱に細菌が感染し、炎症を起こす病気です。
膀胱炎の原因
うさぎの膀胱炎で原因となるのは、緑膿菌や大腸菌などがあります。
特に、トイレをほったらかしにしておいたり、飼育環境が良くないと、感染リスクが上がります。
飲み水が不足していると、尿が濃くなるため、細菌が繁殖しやすくなります。
尿石症と膀胱炎には関連性がある
膀胱炎が膀胱結石(尿石症の一部)の原因になったり、結石が膀胱内を傷つけて細菌感染を引き起こし、膀胱炎になってしまうこともあります。
膀胱炎の症状
膀胱炎になると、どのような症状が現れるのでしょうか。
血尿が出る
うさぎの膀胱炎の場合は、血尿はよく見られる症状です。
しかしながら、うさぎの場合、赤い尿が必ずしも血尿とは限らないため、動物病院で調べてもらうか、市販の尿試験紙で調べて判断するのが良いでしょう。
尿量が少ない、もしくは、出ない
うさぎが膀胱炎になると、尿量が少なくなります。
進行すると、尿量が減っていき、尿が出ないことも。
きちんと覚えていたトイレを失敗したりすることもあります。
おしっこをするときの姿勢がいつもと違う
トイレの上に上がっている時間が増え、いきむような姿勢をしていることが増えます。
また何度も排尿してみたり、姿勢がいつもと違うことがあります。
膿のような尿が出る
膀胱炎になると、どろどろした膿が混ざったような尿が出ることがあります。
アンモニア臭が強くなる
膀胱炎だと、いつもそこまでニオイを感じなかった尿から、強いアンモニア臭が出てくることがあります。
膀胱炎の予防方法
飼い主ができる膀胱炎の予防方法は大きく3つあります。
清潔な飲み水を十分に与える
うさぎに清潔で十分な飲み水を与えましょう。
昔はうさぎには飲み水を与えなくても大丈夫、というようなことが言われてきましたが、近年では見直され、水分はしっかりと与えると良いとされています。
給水ボトルがそのうさぎにとって使いやすいか、きちんと飲めているかを確認してみてくださいね。
部屋を清潔に保とう
特にトイレは毎日お掃除を行い、清潔に保ちましょう。
床やカーペット、ラグなどが汚れたと感じたら、拭き掃除や洗濯などを行い、きれいに保ちましょう。
菌が増殖しない環境作りが大切です。
もし膀胱炎が疑われたら…
うさぎの膀胱炎は、ほとんどの場合飼育方法で予防できる病気です。
十分な飲み水と、衛生的な飼育環境が大切です。
もしも、大切なうさぎが膀胱炎の疑いがあると思ったら、迷わず動物病院を受診して、適切な処置と治療を受けましょう。
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