うさぎ蟯虫（ぎょう虫）は、どんな病気なのでしょうか。
この記事では、うさぎ蟯虫（ぎょう虫）の原因や症状、予防法などを解説しています。
うさぎ蟯虫（ぎょう虫）とは？
うさぎ蟯虫（ぎょう虫）とは、うさぎの盲腸や大腸に寄生する線虫の一種です。
線虫は11mm程度と大きく、肉眼でもはっきり見える大きさなので、糞についた状態で排泄された時にわかります。
多くのうさぎに寄生していますが、病原性はないのが特徴です。
うさぎ蟯虫（ぎょう虫）の原因
うさぎの糞を食べてしまった時に、線虫の卵を口にしてしまうことで感染します。
糞についた成虫の線虫は、しばらく動いていることもあるため、気づいたらすぐに動物病院に持っていき、糞便検査をしてもらいましょう。
うさぎ蟯虫（ぎょう虫）の症状
うさぎ蟯虫（ぎょう虫）で体調を崩すことはめったにありません。
ただし、まれに、体重の減少や肛門脱があるため、月に一度程度は体重計に乗せ、急激な変化がないかを確認したり、抱っこをして、肛門がいつもと変化がないかは見ると良いでしょう。
うさぎ蟯虫（ぎょう虫）の予防方法
飼い主ができるうさぎ蟯虫（ぎょう虫）の予防方法は大きく1つです。
定期的に糞を確認し、動物病院で糞便検査を受ける
うさぎに出した糞を食べさせたりしないようにします。
定期的に、飼い主が糞を確認し、うさぎ蟯虫の死骸が着いていないかを確認しましょう。
新しい糞の場合、うさぎ蟯虫が着いていたら、まだ動いている可能性もあります。
さらに、健康診断の際に、比較的新しい糞を持っていき、糞便検査を追加して確認しましょう。
もしうさぎ蟯虫（ぎょう虫）が疑われたら…
うさぎ蟯虫（ぎょう虫）は、ほとんどの場合無症状ではあるものの、寄生していたら気持ちのいいものではありません。
もしも、大切なうさぎが、蟯虫寄生の疑いがあると思ったら、迷わず動物病院を受診して、適切な処置と治療を受けましょう。
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