愛らしい見た目とくるくる動く鼻で、多くの人を魅了するうさぎ。しかし、繊細な動物であるうさぎは、神経系の疾患もあります。今回は、うさぎがなりやすい3つの神経系の疾患とその対策についてご紹介します。
1. 開帳肢:前足や後ろ足が外側に開いてしまう?
開帳肢は、脊髄神経や椎間板の損傷、先天性異常、感染症などが原因で起こります。
片側または両側の前足や後ろ足が外側に開いたままになる、歩行困難、転倒などの症状が現れます。
治療には原因に応じた治療が必要となりますが、原因となるようなケガや感染症を防ぐことで予防できます。
2. 後躯麻痺:後ろ足が麻痺してしまう?
後躯麻痺は、脊髄神経や椎間板の損傷、脳卒中、腫瘍などが原因で起こります。
片側または両側の後肢が麻痺し、歩行困難または不能になる、排泄障害などの症状が現れます。
治療には原因に応じた治療が必要となりますが、原因となるようなケガや病気を防ぐことで予防できます。
3. エンセファリトゾーン症:首を傾けてフラフラ?原因は?
エンセファリトゾーン症は、エンセファリトゾーン (E. cuniculi) という真菌による感染症です。
首を傾ける、バランス感覚を失う、眼球運動異常、旋回運動、歩行困難、麻痺などの症状が現れます。
治療には抗真菌薬による治療が必要ですが、清潔な環境の維持、ストレス軽減、定期的な健康診断で予防できます。
まとめ
大切な愛うさぎの健康を守るために、これらの神経系の疾患について理解し、適切な対策を講じましょう。
早期発見・早期治療が重要です。
愛うさぎに異変を感じたら、すぐに動物病院を受診してください。
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