うさぎは、留守番出来る動物ですが、何日ならお留守番出来るのでしょうか。
この記事では、ステージ別にどのくらいお留守番が出来るのか、お留守番中の注意点や準備するものなどを掲載しています。良かったら参考にしてください。
うさぎはお留守番出来る動物
一般的にうさぎはお留守番が可能な動物です。
1泊2日であれば可能と言われているので、その日にちを守ってお留守番させるようにしましょう。
1泊2日の旅行などにうさぎを連れて歩くと、かえってストレスになりますので、お留守番させておいたほうが安全です。
とはいえ、年齢によっては、長時間の留守が危険な場合もあります。
半年未満は、できればお仕事中程度のお留守番にするのがベター
飼い始めてから生後半年程度は、少しずつ家の環境に慣れてもらう必要があります。
飼い主の外出する時間、帰宅する時間、ご飯をあげる時間、部屋んぽをする時間、寝る時間などを覚えてもらって、うさぎの生活を飼い主基準にしていく期間です。
また、特に買ってきたばかりの子うさぎのうちは、変わった環境に身をおいてストレスを感じやすくなっています。
丸一日開けるような長時間の外出は避け、できるだけ決まった時間の外出に留めるようにしてあげると良いでしょう。
飼い主の生活にうさぎが慣れてきたら、1泊2日程度のお留守番ができるようになっています。
青年期(半年以上〜5歳程度までの健康なうさぎ)は1泊2日程度のお留守番が可能
青年期にもなれば、1泊2日の旅行も行けるようになります。
1泊2日ならば、ケージ内で過ごしてもらうのがおすすめです。
ケージ内であれば、外出中にうさぎが何か変なものをかじって、感電や消化不良などを起こしてしまう危険性も減ります。
老齢期(5歳以上〜)や病気持ちのうさぎは、長時間のお留守番は避けたほうが良い
老齢期のうさぎを飼っている方や病気持ちで投薬の必要がある場合は、長時間のお留守番は避けたほうがよく、こまめに見守っておきたいものです。
子うさぎの頃と一緒で、決まった時間のお留守番時間、もしくは、投薬があるなら、投薬の間隔に合わせたお留守番時間になるでしょう。
1泊2日のうさぎのお留守番の注意点と準備するもの
お留守番の注意点
外泊する2,3日前から体調が悪くないかをしっかり確認
うさぎが体調が悪い場合、1泊2日の外泊をしている最中に容態が急変する可能性もあります。
そのため、外泊する2,3日前から特に体調には気をつけ、もし少しでも異変がある場合は、うさぎを診れる動物病院で一度診ていただくと安心です。
問題が見つかった場合は、できれば外泊を取りやめる、やむを得ない場合は、動物病院で預かってもらい緊急事態に備えると良いでしょう。
温度湿度管理を徹底する
部屋の温度は18度〜25度、湿度は40%〜60%に保ちましょう。
外泊している間に、一時的に暑くなったり寒くなったりしないよう、エアコンをつけて外泊しましょう。
生活環境を変えない
外泊する時には、生活環境を変えないようにするのが良いでしょう。
カーテンを締め切っていたりすると、朝晩の時間の間隔がずれてしまうことがあります。
少しだけカーテンを開けておいたりするこによって、帰ってきた時の時間間隔のズレも少なくて済みます。
帰ってくる時間帯に、電気がつくようにしておくなども有効です。
生活環境を変えないことは、少しでもうさぎのストレス軽減につながるかもしれません。
ケージは閉めて出かけよう
ケージの中で1日以上過ごさせるのは可哀想なのではないか、と思うこともあるかもしれません。
しかし、飼い主がいない部屋は、この上なく危険です。
そのため、うさぎの安全のためにもケージは閉めて出かけることをおすすめします。
サークルも、脱走の危険性があるため、あまりおすすめはできません。
お留守番で準備するもの
牧草(チモシー)とペレットは食べ放題に
お留守番のときに準備するものとして大切なのが、牧草(チモシー)の食べ放題です。
牧草(チモシー)は、2日食べる分よりも、数日分多く入れておきましょう。
お腹が空いた時にいつでも食べられるようにしておくことが大切です。
また、ペレットもいつもより多めに入れていくと良いでしょう。
おそらく、うさぎの多くは、牧草(チモシー)より先にペレットを好んで食べることが多いはずです。
ペレットは副食なので、2日食べないくらいはまったく問題ありません。
ペレットが食べられない分、牧草(チモシー)をたくさん食べるはずです。
給水ボトルは水いっぱいに
給水ボトルは、水いっぱいにしておきましょう。
2日だと、約500mlはほしいところです。
もし給水ボトルが小さい場合は、2つ取り付けるなどして工夫しましょう。
ウェブカメラでいつでも確認出来るように
最後に、24時間いつでもうさぎを確認できるようにウェブカメラをつけておくと良いでしょう。
外泊中、うさぎの様子が気になるという飼い主はとても多いです。
ウェブカメラがあれば、スマホで動画を確認することが出来るので、外出先でも問題なく過ごしている姿を確認できれば、旅行なども安心して楽しむことができます。
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2泊以上のお留守番はペットホテルや信頼できる人に預けよう
2泊以上家を空ける場合、うさぎを家でお留守番させておくわけにはいきません。
なぜなら、いつも食べている牧草(チモシー)がなくなってしまったり、水が新鮮でなくなり飲まなくなってしまうなど、様々な問題がでてくるからです。
そんな時には、うさぎを預かってもらえる専門のペットホテルや、信頼できる近所の人に世話してもらう、もしくはペットシッターなどにお願いしましょう。
うさぎ専門のペットホテルは、うさぎも診れる動物病院やうさぎ専門店であれば、併設されていることが多いです。
犬や猫メインのペットホテルでは、ニオイや鳴き声の問題、またはペットホテルの人がうさぎに慣れていない場合もあり、できるだけうさぎ専門店で預かってもらうと安心です。
また、信頼できる人にお世話をしてもらう場合も、飼っているうさぎと初対面だと、うさぎが緊張してしまうことがあります。
何回か対面してもらうことで、少しずつ緊張もほどけていくと思います。
飼い主がいつも与えているフードの量をお伝えし、いつも決まった時間にあげられるように、お願いしてください。
部屋んぽについては、いつもの部屋以外では、危険なものもたくさんあるため、できるだけ避けるようにしたほうが安全です。
ケージに入れたままで可哀想かもしれませんが、知らない場所ではケージの中のほうが安心して過ごせるうさぎも多くいます。
ペットホテルで預かってもらえない場合も
ペットホテルで預かってもらえないケースもあります。
ペットホテルでは、他のうさぎと生活することになるので、感染症を持っていると預かってもらえません。
ペットホテルに行ってから、感染症だと分かることもあり、その場合はわざわざ連れて行ったのに預けられません。
また、病気をしていて投薬中のうさぎも、預かってもらえない店舗が多々あります。
ペットホテルに預けられるのは、健康体のうさぎ、ということを覚えておきましょう。
2泊以上でうさぎを一緒に連れて行く場合
2泊以上でうさぎを一緒に連れて行く場合、環境の変化に十分注意する必要があります
うさぎはデリケートな動物です。
一緒に外出しても、さほど変化なく生活出来るうさぎであれば、一緒に外泊することも可能だと思います。
うさぎを連れて行く際には以下の点に気をつけましょう。
- 長時間の移動でストレスを感じないように休憩時間を作ること
- 移動中でも食べられるものと水を用意しておくこと
- 外泊先で連れ回さない
- できれば使用しているケージを持っていき、安心できる環境作りを
長時間のお留守番の後は、たくさん甘えてもらおう
長時間のお留守番の後は、突然そっけなくなってしまったり、性格が変わってしまううさぎもいます。
帰ってきたら、飼い主の愛情をたくさん注ぐことで、またいつも通りの生活に戻れるはずです。
外泊の際は、うさぎの性格に合わせて、お留守番の方法を考えてみてくださいね。
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