日本には4種類の野生のうさぎがいます。
この記事では、4種の野生のうさぎの品種について解説しています。
日本の野生うさぎを4品種を紹介
ニホンノウサギ
ニホンノウサギは、本州から四国、九州にまで生息する品種です。
ニホンノウサギを、キュウシュウノウサギ、トウホクノウサギ、サドノウサギ、オキノウサギの4種類に分ける説もあります。
ニホンノウサギの中でも、トウホクノウサギやサドノウサギは、冬になると、全身の体毛が白くなります。
夏毛は、赤褐色から茶褐色の体毛なので、自然界への対応というべきでしょうか、面白いですね。
体長 | 45 – 54cm |
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体重 | 1.3 – 2.5kg |
耳の長さ | 6 – 8cm |
エゾユキウサギ
エゾユキウサギは、北海道に生息するうさぎの品種です。
ユキウサギ自体は、16種類おり、イギリス、ヨーロッパ、ロシア、樺太、国後にかけて分布しています。
日本にいる4種類のノウサギの中では、最大の大きさがありますが、体格に対して耳は小さいという特徴を持っています。
これは、寒さから身を守るためだと考えられています。
エゾユキウサギも、夏と冬で体毛が異なります。
夏毛は、全身褐色から灰褐色で、足やお腹周り耳は白色から灰色です。
冬毛は全身白色になりますが、耳の先端部分だけ黒色になっています。
エゾユキウサギは、足が発達しており、時速80kmで走ることが可能なんだそうです。
体長 | 50 – 60cm |
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体重 | 1.6 – 3.95kg |
耳の長さ | 7 – 8cm |
引用元:北海道新聞 どうしん動画ニュース
エゾナキウサギ
エゾナキウサギは、北海道の一部に生息するうさぎの品種です。
ユーラシア大陸北部に広く分布しているキタナキウサギの一種です。
見た目はうさぎというよりもねずみの見た目に近く、耳が丸く小さいです。
1928年、新聞に取り上げられる前までは、現地の人たちは「ゴンボネズミ」と呼んでいただけあって、見た目だけではうさぎとは思えなかったのでしょう。
うさぎだと認識されたのは、この100年の出来事だったようです。
また、ナキウサギというだけあって、甲高い声で鳴きます。
体長 | 10 – 20cm |
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体重 | 60-150g |
耳の長さ | 2cm |
引用元:北海道新聞 どうしん動画ニュース
アマミノクロウサギ
アマミノクロウサギは、奄美大島と徳之島に生息する固有種です。
全身光沢のある長い体毛と、柔らかい短い体毛で覆われていてます。
アマミノクロウサギの面白い特徴としては、通常うさぎの臼歯は左右6本ずつなのですが、上あごの臼歯が左右5本ずつしかないそうです。
うさぎの中でも原始的な形態を残しているとされていて、これは、島に別の品種が入ってこなかったことなどが影響していると言われています。
現在は、絶滅危惧種で、5,000頭弱が生息していると言われています。
体長 | 41.8 – 51cm |
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体重 | 1.3 – 2.7kg |
耳の長さ | 4.1 – 4.5cm |
引用元:日テレNEWS
野生動物の環境を守っていこう
日本に生息する野生のうさぎは、絶滅危惧種もいます。
絶滅危惧種とまではいかなくても、観察対象である品種もあることから、これ以上環境の変化によって減らさないためにも、野生動物には触らない、ペットを野放しにしたり捨てたりしないなど、一人の人間として出来ることもあるはずです。
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