うさぎの内耳炎は、どんな病気なのでしょうか。
この記事では、うさぎの内耳炎の原因や症状、予防法などを解説しています。
うさぎの内耳炎とは?
うさぎの内耳炎とは、三半規管や蝸牛といった場所に細菌感染し、炎症が起きる病気のことです。
うさぎは斜頸が見られることがありますが、その原因の多くは内耳炎と言われています。
内耳炎は、放っておくと脳炎や髄膜炎に進行することもあります。
また、外耳炎の一種である耳ダニ症を放置して、内耳にまで感染すると、難聴の危険があります。
内耳炎の原因
うさぎの内耳炎は、多くの場合、パスツレラ菌が原因です。
鼻や口から入ったパスツレラ菌が耳管を通って中耳に感染して、内耳や外耳に感染していきます。
また、歯根膿瘍の原因菌が中耳や内耳に感染したり、外耳炎から中耳炎、内耳炎と進行することもあります。
内耳炎の症状
内耳炎になると、どのような症状が現れるのでしょうか。
斜頸
内耳炎を患っていると、顔が左右に傾く斜頸になることがあります。
平衡感覚の異常
内耳炎になっていると、平衡感覚が乱れ、普通に歩いているだけでもふらついたり、運動することを嫌がったりすることもあります。
眼振
内耳炎になると、瞳が左右に揺れ動くような眼振になることがあります。
食欲がなくなる
内耳炎は、ふらついたり斜頸になったりで、体の自由が効かない状態が続くと、食欲がなくなることもあります。
内耳炎の予防方法
飼い主ができる内耳炎の予防方法は大きく2つあります。
外耳炎や中耳炎、鼻水が見られたらすぐに動物病院へ
外耳炎や鼻水の症状は、飼い主が目で見て分かることも多いため、何か異変を感じたら、すぐに動物病院に連れて行くことができます。
他の病気から悪化させて内耳炎を引き起こさないためにも、早めの動物病院への受診が大切です。
飼育環境を整える
うさぎの飼育環境を整えることで、うさぎもストレスフリーな生活ができます。
ストレスフリーな生活は免疫力も高まります。
内耳炎だけでなく様々な病気を予防する上でも、飼育環境を整えましょう。
もし内耳炎が疑われたら…
うさぎの内耳炎は、他の病気も併発している可能性が高い病気です。
また、他の軽い病気の際に動物病院に連れて行くことで、予防ができる病気でもあります。
もしも、大切なうさぎが内耳炎の疑いがあると思ったら、迷わず動物病院を受診して、適切な処置と治療を受けましょう。
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